五行の構え(読み)ごぎょうのかまえ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「五行の構え」の意味・わかりやすい解説

五行の構え
ごぎょうのかまえ

剣道で,上段中段下段八相 (はっそう) ,脇の五つの構えのこと。相手攻撃に対して最も有効に自分を防ぎ,かつ相手を攻撃することのできる代表的な構えとされる。競技化された現代剣道では,八相と脇の構えは規定部位を打突するには不都合なため使われなくなった。最も多く使われているのは,攻防に都合がよい中段 (正眼) の構えである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android