五色温泉(長野県)(読み)ごしきおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「五色温泉(長野県)」の意味・わかりやすい解説

五色温泉(長野県)
ごしきおんせん

長野県上高井郡高山村にある温泉。松川の上流渓谷中にある。1887年(明治20)ごろ開湯された。素朴な環境の山の湯で、河原には露天風呂(ぶろ)もわく。標高1200メートルで、天候により温泉の色がグリーンミルク色など五色に変わるためこの名がつけられた。これに隣接する山田、七味(しちみ)両温泉とともに南志賀温泉郷と総称される。泉質硫黄泉。長野電鉄須坂(すざか)駅よりバス50分。

[小林寛義]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android