五百歳(読み)いおとせ

精選版 日本国語大辞典 「五百歳」の意味・読み・例文・類語

いお‐とせ いほ‥【五百歳】

〘名〙
① 五百年。五百歳。また、長い年月。
万葉(8C後)六・一〇二五「奥まへて吾を思へる吾が背子は千年五百歳(いほとせ)ありこせぬかも」
② 仏滅後の仏教盛衰を五百年ずつにわけた、そのうち一つの五百年。→ごごひゃくねん(五五百年)ごごひゃくねん(後五百年)
志濃夫廼舎歌集(1868)君来草「いぶかしや後の五百年(イホトセ)すぎぬればかかる妙なるのりさへにいづ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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