百科事典マイペディア 「五木[村]」の意味・わかりやすい解説 五木[村]【いつき】 熊本県球磨(くま)郡,球磨川の支流川辺川上流の九州山地中にある村。藩政時代地頭が支配,隔絶された山村のため封建制度が根強く続き,哀切な《五木の子守歌》は名子・被官制への諦(てい)観から生まれた歌という。茶,クリ,シイタケを産するが,かつての焼畑農業はなくなった。近年発電・林業・観光・道路開発が進み著しく変容した。252.92km2。1205人(2010)。→関連項目川辺川ダム|九州中央山地国定公園 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報