五の宮神社(読み)ごのみやじんじや

日本歴史地名大系 「五の宮神社」の解説

五の宮神社
ごのみやじんじや

[現在地名]鹿島市大字森字森

塩田川の南部五〇〇メートル。標高二四・一メートルの小独立丘の森の中にある。旧村社。戦国時代には森岳もりたけ城があった。

この神社は藤津郡塩田町の丹生たんじよう神社と同じく、罔象女神祭神とする。塩田川の水系に属し、流域の水田開発が進展した段階で、丹生神の分霊が奉斎されたものであろう。和銅二年(七〇九)創建とされているが、確実な資料を欠いており明らかでない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android