互尽(読み)たがいずく

精選版 日本国語大辞典 「互尽」の意味・読み・例文・類語

たがい‐ずく たがひづく【互尽】

〘名〙 (形動) (「ずく」は接尾語) 互いに相談のうえですること。互いに承知のうえのこと。また、そのさま。納得ずく。あいたいずく。たがいどく。
俳諧・飛梅千句(1679)賦何三字中畧俳諧「従子かなさけ懸る浮雲〈西伊〉 村鳥を聞たやうすか互つく〈西雪〉」
浮世草子・好色貝合(1687)下「常に密夫する事も、皆たがいづくなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android