二足の草鞋(読み)にそくのわらじ

精選版 日本国語大辞典 「二足の草鞋」の意味・読み・例文・類語

にそく【二足】 の 草鞋(わらじ)

(二足草鞋は同時にははけないところから) 同一人が両立しにくいような二種職業役務を兼ねること。特に、ばくち打ちが捕吏を兼ねること。
※落語・三人旅(1894)〈禽語楼小さん〉「二足の草鞋(ワラジ)は穿けねへちふ譬の通りで適(た)まにお泊りになりましたお客様にも御粗末の無へやうに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android