二白(読み)ニハク

デジタル大辞泉 「二白」の意味・読み・例文・類語

に‐はく【二白】

馬の四肢うち、二肢の下部が白いもの。ふたつじろ。
二伸追伸

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二白」の意味・読み・例文・類語

に‐はく【二白】

〘名〙
① 馬の四肢のうち、二肢の下部の白いもの。
手紙などで、本文のあとにさらに書き加えるときに、その冒頭に記す語。また、その書き加えた文章。おってがき。二伸。追伸。なおなお。
※小川文庵宛大田南畝書簡‐文化元年(1804)九月二五日「匆々不乙 九月念五 二白、吉田君、千賀君へも宜御致声奉頼候」

ふたつ‐じろ【二白】

〘名〙 馬の四肢のうち、二肢の下部が白いもの。にはく。〔俳諧・反故集(1696)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android