二割(読み)ふたつわり

精選版 日本国語大辞典 「二割」の意味・読み・例文・類語

ふたつ‐わり【二割】

〘名〙
全体を二つに分けること。また、そのもの。二分折半
※古今料理集(1670‐74頃)五「うす〈略〉二つわりとはわにふたつわりにする事也」
反物を二つに割った幅に仕立てた帯。
評判記色道大鏡(1678)三「二つ割(ワリ)の帯をさしさげてしたるもの五六人あり」
③ 四斗入りの酒樽を二つに分けたものの意で、二斗入りの酒樽。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android