亀成新田(読み)かめなりしんでん

日本歴史地名大系 「亀成新田」の解説

亀成新田
かめなりしんでん

[現在地名]印西市亀成

大森おおもり村の西に位置。寛文一一年(一六七一)からの手賀てが沼の新田開発に伴う新田。延宝元年(一六七三)手賀沼新田は請負主のうち播磨屋杢右衛門ら五人に開発が委任されたが、その代償に亀成新田の各一町歩ずつが与えられたという(富田家文書)。延享三年(一七四六)の村明細帳(岩井家文書)によれば、享保一五年(一七三〇)検地が行われ、反別二一町一反余・高一八二石余、家数二九・人数一四三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android