精選版 日本国語大辞典 「乳味」の意味・読み・例文・類語
にゅう‐み【乳味】
〘名〙
① 乳(ちち)のような味。〔日葡辞書(1603‐04)〕
② =にゅうじゅう(乳汁)
※羅葡日辞書(1595)「Hippacae〈略〉ウマノ nhǔmiuo(ニュウミヲ)モッテ ツクリタル ケイジョ」
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…この五味に,あっさりした味の意の淡味を加えて六味と呼び,さらに渋味と不了味なるものを加えて八味と呼ぶこともあったようである。また,仏教では牛乳からヨーグルト,バター,チーズなどを作っていく過程に比したものであろう,乳味(にゆうみ)から順次に酪味,生酥(しようそ)味,熟酥味と進んで至高の醍醐味にいたるとしてこれを五味と呼び,これによって釈尊一代の教説の推移展開を説明することが行われた。【鈴木 晋一】。…
※「乳味」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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