乱樹(読み)らんじゅ

精選版 日本国語大辞典 「乱樹」の意味・読み・例文・類語

らん‐じゅ【乱樹】

〘名〙 入り交じって生えている多くの木。
[補注]「平治物語‐上」に「汝陽が門には何か有る。乱樹といふ木あり。三十年に一度片枝に花さき、かたえだには菓なる。これをとってくふ人、酔ふ事百余日、そのあぢはひ西王母が桃ににたり」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android