乞食の断食(読み)コジキノダンジキ

デジタル大辞泉 「乞食の断食」の意味・読み・例文・類語

乞食こじき断食だんじき

やむをえずしたことを、自発的に行ったように、ことさら殊勝に見せかけようとすることのたとえ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「乞食の断食」の意味・読み・例文・類語

こじき【乞食】 の 断食(だんじき)

やむをえずする事を、自発的にしたように思わせ、ことさら殊勝げに見せかけることのたとえ。餓鬼断食。こつじきの断食。
仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)六「今の仰せは、乞食の断食、悪女の賢女ぶりぞや、心の内にはうら山しからう」

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