九虎日(読み)くこにち

精選版 日本国語大辞典 「九虎日」の意味・読み・例文・類語

くこ‐にち【九虎日】

〘名〙 陰陽家で、神事移転、婚礼その他諸事を行なうことが凶という日。春の「八龍」、夏の「七鳥」、冬の「六蛇」とともに、四季悪日一つ。陰暦七月、八月、九月中の庚子(かのえね)辛亥(かのとい)の日。
百練抄‐平治元年(1159)八月一六日「九虎日御渡、人傾申之、果有此災

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android