之村(読み)つじのむら

日本歴史地名大系 「之村」の解説

之村
つじのむら

[現在地名]堺市辻之・三原台みはらだい一―四丁・高倉台たかくらだい二丁・同四丁

きた村の南西部南側に接する泉北丘陵上の村。大鳥郡に属し、陶器とうき庄一〇ヵ村の一。慶長一〇年(一六〇五)和泉国絵図に「辻村」とみえ高四五六石余。なお同絵図には「南辻村」もみえる。寛永末年頃の状況を記したと推定される和泉国郷村帳によると高五五五石余、山年貢一石余。以後大幅な増減はない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android