久礼田村(読み)くれだむら

日本歴史地名大系 「久礼田村」の解説

久礼田村
くれだむら

[現在地名]南国市久礼田

植田うえた村の西に位置し、南は田野が開け、北は山を負う。「土佐州郡志」は「距高知三里許、東限植田村、西限上野村、南限比江村山、北限後山頂、其北才谷村也、東西十町南北十余町、(中略)其土白雑砂」と記す。中世は土豪久礼田氏の勢力下にあった。天正一六年(一五八八)の殖田郷久礼田村地検帳によると、検地面積七〇町九反余、うち田五八町二反余、屋敷九町六反余、畠一町八反余で残りは荒地

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android