丹誠を凝らす(読み)たんせいをこらす

精選版 日本国語大辞典 「丹誠を凝らす」の意味・読み・例文・類語

たんせい【丹誠】 を=凝(こ)らす[=込(こ)める・=尽(つ)くす]

まごころをこめて、一つの事を行なう。一心に精を出す。努力を傾ける。
吾妻鏡‐寿永元年(1182)五月二九日「殊可祈請之旨、頻依綸言、各凝丹誠之処」
※古活字本毛詩抄(17C前)一八上帝も又丹誠を尽し望れぬ事は有まいが、なぜにさて雨がふらぬぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android