丹後宮津城中破損修覆之絵図(読み)たんごみやづじようちゆうはそんしゆうふくのえず

日本歴史地名大系 の解説

丹後宮津城中破損修覆之絵図
たんごみやづじようちゆうはそんしゆうふくのえず

一二五×七〇センチ、西南隅に付貼出

成立 寛文七年 宮津市教育委員会蔵

解説 寛文六年五月宮津藩主京極高国は治政よろしからずとして領地を没収され、宮津藩領は寛文九年まで幕府領となった。寛文七年宮津城修復にあたり、幕府目付が破損状況の見分を行って「宮津城中并外側所々門破損大積之目録(寛文七年五月一六日)副本として老中に送ったもの。後世の宮津城との差異、京極宮津城の規模・構造等詳細に記される。関係文書も前記目録のほか「宮津城中破損修覆ニ付諸色可入諸職人手間賃之覚」(寛文七年五月一六日)その他五点がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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