中野付牛屯田兵村(読み)なかのつけうしとんでんへいそん

日本歴史地名大系 「中野付牛屯田兵村」の解説

中野付牛屯田兵村
なかのつけうしとんでんへいそん

常呂ところ川中流域の上常呂原野に設置された開拓村落。現小泉こいずみいずみ町・南仲みなみなか町一―三丁目・とん田西でんにし町・とん田東でんひがし町・三輪みわなどにあたる。明治三〇年(一八九七)・同三一年に屯田歩兵第四大隊の大隊本部および同第二中隊が移駐した。範囲は中央道路(現国道三九号)沿いの現北見市市街地中心部を占める。屯田兵の給与地は三〇四万四千五五三坪(北海道屯田兵制度)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android