中辺(読み)ちゅうへん

精選版 日本国語大辞典 「中辺」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐へん【中辺】

〘名〙 過不足なくほどよいこと。中くらい。中どおり。
聖徳太子伝暦(917頃か)下「誓生生世世不中辺。伝通仏法
甲陽軍鑑(17C初)品一四「何事に付ても中篇(チウヘン)に思案仕よく知たる事をもしらぬやうに取なし」

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