中西郷村(読み)なかさいごうむら

日本歴史地名大系 「中西郷村」の解説

中西郷村
なかさいごうむら

[現在地名]岐阜市中西郷

北は上西郷村、東はなか村。もと上西郷村の支郷であったが、実質的には寛文八年(一六六八)には分離独立した。天保郷帳を含めたほとんどの郷帳類では上西郷村に含まれて高付され、領主変遷も同じ。寛文八年に旗本戸田領となるにあたり、当村分も含んだ上西郷村高二千四九六石余が均等二分割されたとみられる。旧高旧領取調帳では高一千二四八石余。享保一一年(一七二六)の人数五七八、同一七年は五四五(「草林むらかがみ」山田文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android