中西牛郎(読み)なかにし うしお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中西牛郎」の解説

中西牛郎 なかにし-うしお

1859-1930 明治-昭和時代前期の宗教思想家。
安政6年1月18日生まれ。同志社にまなび,明治14年神水(くわみず)義塾をひらく。米国に留学後,本願寺文学寮教頭となる。「新仏教論」で仏教改革を説き,雑誌「経世博義」を刊行し国粋主義主張天理教と神道扶桑教の教典をまとめた。昭和5年10月18日死去。72歳。肥後(熊本県)出身。号は蘇山。著作はほかに「宗教革命論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例