中瀬町(読み)なかぜまち

日本歴史地名大系 「中瀬町」の解説

中瀬町
なかぜまち

[現在地名]熱田区中瀬町

熱田宮の西南。国道一号・一九号の拡幅によって面積が半減した。正安(一二九九―一三〇二)頃の猿投神社本「本朝文粋」巻二紙背文書に「神戸郷内中勢住人駒入道家」とみえ、古い地名であることがわかり、中世には神戸ごうど郷のうちであったことが知られる。御所片ごしよかた町境(現熱田神宮西鳥居)からつじはな町境(現熱田神宮西南角)までを上ノ切、南へ円福えんぷく寺門前までを下ノ切といった。町並ができた年代は不詳(徇行記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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