中村義方(読み)なかむら よしかた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村義方」の解説

中村義方 なかむら-よしかた

1824-1893 幕末-明治時代の和算家
文政7年生まれ。但馬(たじま)(兵庫県)出石(いずし)藩士江戸白石長忠(ながただ),大坂福田理軒にまなぶ。白石派の算法をつたえ,私塾を東京芝にひらいた。明治16年雑誌「珠算学びの友」を発行。明治26年3月3日死去。70歳。通称は幸蔵,幸助。号は赫々堂。著作に「新撰仕方塵劫(じんこう)記」「年賦捷解(しょうかい)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android