中持(読み)なかもち

精選版 日本国語大辞典 「中持」の意味・読み・例文・類語

なか‐もち【中持】

〘名〙 =ながもち(長持)
中外抄(1137‐54)保延三年一一月一四日「名 来の本脇を少々づつ、砂立たる様に中持の蓋に立て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の中持の言及

【長持】より

…また普通の長持よりも大型で,車をつけた車長持もある。長持は古代の中持(なかもち)が変化したものと考えられる。中持は脚つきの唐櫃に対し,脚のつかない櫃だが,運搬のために前後に2本ずつの棒か把手などがついていたと推定される。…

※「中持」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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