中将棋・中象棋(読み)ちゅうしょうぎ

精選版 日本国語大辞典 「中将棋・中象棋」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐しょうぎ ‥シャウギ【中将棋・中象棋】

〘名〙 室町時代から行なわれる古い将棋の一つ盤面は縦横各一二目、駒数が九二枚ある。駒は取捨てで、とったものを再び用いることはできない。現在も行なわれる。
御伽草子鴉鷺合戦物語(続類従所収)(室町中)「勝負せめたる其中将碁の盤の上処すさましく駒の足なみ入みだれて」

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