中宮古墳群(読み)なかみやこふんぐん

日本歴史地名大系 「中宮古墳群」の解説

中宮古墳群
なかみやこふんぐん

[現在地名]津山市福田

さら流域には佐良山さらやま古墳群と総称される一七〇基を超える古墳群が残されている。中宮古墳群とよばれているものも、この佐良山古墳群の一部である。皿川の流域に形成された平野が尽きる南端付近の東側山裾に築かれた古墳群で、佐良山古墳群中、最も大型の古墳群を形成している。古墳群は八基からなっており、一号墳・二号墳は帆立貝式の墳形を示している。このうち一号墳は発掘調査されて多数の遺物を出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android