中太(読み)なかぶと

精選版 日本国語大辞典 「中太」の意味・読み・例文・類語

なか‐ぶと【中太】

〘名〙 (形動) 中ほどが太くなっていること。また、そのもの。
※今年竹(1919‐27)〈里見弴〉伸び行く「仔犬の〈略〉いやに中太(ナカブト)な胴っ腹を、両手ぐいとひっ掴んで」

ちゅう‐ぶとり【中太】

〘名〙 (形動) 中程度にふとっていること。やや肥満していること。また、そのさま。
※春の潮(1908)〈伊藤左千夫一二「背の低い顔の丸い中太(チュウブト)りの」

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