中刑部村(読み)なかおさかべむら

日本歴史地名大系 「中刑部村」の解説

中刑部村
なかおさかべむら

[現在地名]細江町中川なかがわ

都田みやこだ川とその支流井伊谷いいのや川との合流点東岸に位置し、東は上刑部村、南は下刑部村。都田川はこの付近では落合おちあい川といわれる。正保郷帳に上刑部村・下刑部村がみえるが、当村は記されていない。しかし元禄郷帳に下刑部村から分村した「中刑部村」がみえ、高九〇九石余。国立史料館本元禄郷帳では浜松藩領。以後、同藩領として幕末に至ったとみられる(天保一〇年「水野忠邦領知目録写」水野家文書など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android