精選版 日本国語大辞典 「並に・并に」の意味・読み・例文・類語
ならび‐に【並に・并に】
(動詞「ならぶ(並)」の連用形に、助詞「に」の付いてできたもの)
[1] 〘副〙 前に挙げた事柄を総括して述べる時に用いる。ともに。すべて。
※西大寺本金光明最勝王経平安初期点(830頃)八「叢林果樹並(ナラビに)(〈別訓〉ともに)滋(しげ)く栄え」
※どちりなきりしたん(一六〇〇年版)(1600)六「御あるじぜずきりしと、ならびにべあとたち」
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