世良田有親(読み)せらだ ありちか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「世良田有親」の解説

世良田有親 せらだ-ありちか

?-? 室町時代武将
世良田政義(まさよし)の孫。永享の乱の際,鎌倉公方(くぼう)の足利持氏(もちうじ)につく。持氏が敗れると本拠地の上野(こうずけ)(群馬県)新田荘(にったのしょう)得(徳)川村を出,遊行(ゆぎょう)僧長阿弥となって,子の親氏(ちかうじ)と諸国をめぐり,三河(愛知県)にいたったという。没年嘉吉(かきつ)元年(1441)とも,宝徳4年(1452)ともいう。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android