世の定め(読み)よのさだめ

精選版 日本国語大辞典 「世の定め」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 の 定(さだ)

① 世の中のきまり。世の習慣となっていること。
浮世草子好色五人女(1686)四「天秤(てんびん)のかねさへて、取やりも世の定(サダ)めとていそがし」
世人批評世間のとりざた。また、世間についての批評、とりざた。
※浜松中納言(11C中)四「昔の御思ひかなひて、面だたしく心もゆくべき事なれど、かかるよのさためをうちきき、大将殿は胸つぶれて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android