与て力がある(読み)あずかってちからがある

精選版 日本国語大辞典 「与て力がある」の意味・読み・例文・類語

あずかっ【与】 て 力(ちから)=がある[=を尽(つ)くす]

物事が完成したり、ある事態に立ち至ったりした場合、そうさせたいくつかの要因の中で、あることが特に有力な助けとなったことを述べる表現。(ある結果を招いたことに)深いかかわりがある。有力に寄与する。
花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下「夫れでは今度のことは奴(やつ)が与(アヅカ)って力ある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android