不足目(読み)たらずめ

精選版 日本国語大辞典 「不足目」の意味・読み・例文・類語

たらず‐め【不足目】

※茶屋諸分調方記(1693)二三「いわれぬ事云ふてたらずめをそんするなり」
[2] 〘形動〙
物事が不足ぎみであるさま。
※京大二十冊本毛詩抄(1535頃)六「膳をくれられたれ共たらすめなり」
知能が足りないさま。
※咄本・軽口耳過宝(1742)五「足(タ)らずめなるむすこにて〈略〉死なれてのこりおおふ御ざるといはれた」

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