不知火町(読み)しらぬひまち

日本歴史地名大系 「不知火町」の解説

不知火町
しらぬひまち

面積:二九・一〇平方キロ

宇土半島の基幹部南岸にあり、東は国道三号を境として下益城しもましき松橋まつばせ町に、西は三角みすみ町、南は八代海(不知火海)、北は宇土山地を隔てて宇土市に接している。町の北側は高燥地で南側は低地である。海岸線に沿って県道二一号が通じる。

「日本書紀」景行天皇一八年五月条に八代海上の怪火の記事がみえ、のちにこれを不知火とよぶようになった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報