不死甲斐(読み)しなずがい

精選版 日本国語大辞典 「不死甲斐」の意味・読み・例文・類語

しなず‐がい ‥がひ【不死甲斐】

〘形動〙 死なないですんだことがせめてもの幸いであるといったさま。死ぬほどのひどいしうちにあうさま。
浄瑠璃曾根崎心中(1703)「しなずがひなめにあふて一ぶんはすたった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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