下皿(読み)したざら

精選版 日本国語大辞典 「下皿」の意味・読み・例文・類語

した‐ざら【下皿】

〘名〙 灯明油皿をうける台皿。
※俳諧・桜川(1674)夏一「下皿を燈台草に野辺の月〈顕成〉」
歌舞伎・上総綿小紋単地(1865)六幕「『然し行燈の油はあるか』『下皿(シタザラ)をしぼったら、宵の内はあるであらうが』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報