下歩(読み)おろしあゆみ

精選版 日本国語大辞典 「下歩」の意味・読み・例文・類語

おろし‐あゆみ【下歩】

〘名〙 遊女道中作法の一つ。足をまっすぐに踏みおろし、静かに練り歩くこと。
浄瑠璃傾城反魂香(1708頃)上「おろし歩みの道中は、花の立ち木のそのままに、ぬめり出でたる如くなり」

した‐あゆみ【下歩】

〘名〙 取引市場で相場が次第に下がること。下運び。〔取引所用語字彙(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android