下取(読み)したどり

精選版 日本国語大辞典 「下取」の意味・読み・例文・類語

した‐どり【下取】

〘名〙 業者が、商品代金一部として、購入した客から古くなった同種品物を引き取ること。
※黒の試走車(1962)〈梶山季之〉一「ナゴヤ、不二の販売店が、下取り(トレード・イン)価格の協定違反をやっているという」

さがり‐とり【下取】

〘名〙 売掛金を取りに行くこと。また、その人。掛取り
※雑俳・川柳評万句合‐安永元(1772)桜四「ごんぎゃうのおわる迄まつ下り取り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android