上水流村(読み)かみずるむら

日本歴史地名大系 「上水流村」の解説

上水流村
かみずるむら

[現在地名]高尾野町上水流

唐笠木からがさき村の北東に位置し、東は出水郷上知識かみちしき(現出水市)、南は柴引しばひき村、北は下水流村高尾野川が西端を北流している。「鹿児島県地誌」は字地として上水流・上大野かみおおのうえの三集落をあげる。古くは下水流と合せて水流つるといったと思われ、水流は鶴ともかいた。文禄四年(一五九五)四月二六日の宗義智の出水郡内知行方目録に高尾野のうちとして「つる村」がみえ、高六〇六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android