上ノ庄中村(読み)かみのしようなかむら

日本歴史地名大系 「上ノ庄中村」の解説

上ノ庄中村
かみのしようなかむら

[現在地名]西浅井町中

山門やまかど村の南、大浦おおうら川右岸段丘平野と山地に立地。大浦中村・中村ともいう。同川対岸を大浦道が通る。同道から左折し、横波よこなみ村へ至る道がある。西部は野坂のさか山地。寛永石高帳・正保郷帳には大浦中村とみえ、高三七九石余、うち山城淀藩領九石余・阿部対馬守領三三七石余・幕府領三二石余。元禄郷帳では上ノ庄中村とあり高三八三石余、領主不明。享保九年(一七二四)大和郡山藩領となり、同年の大和郡山領郷鑑によれば、三河吉田藩領四二石余を除き高三三七石余、うち永荒分九四石余を引き残高二四二石余、反別二三町七反余、うち田一九町四反余・畑三町八反余・屋敷四反余、家数三四(本百姓三一・水呑三)・人数一五四、馬三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android