上ノ国の中世の館(たて)(読み)かみのくにのちゅうせいのたて

事典 日本の地域遺産 の解説

上ノ国の中世の館(たて)

(北海道檜山郡上ノ国町字勝山(勝山館跡,花沢館跡);北海道檜山郡上ノ国町字北村(洲崎館跡))
北海道遺産指定の地域遺産。
上ノ国には15世紀に築かれた館跡が3つあり、いずれも国指定史跡である。「花沢館」は渡党の北海道南部進出の拠点として築かれた。「洲崎館」は武田信広が1457(長禄元)年の戦いで功をあげ築いた。信広はその後、夷王山中腹に「勝山館」を築き、松前藩基礎を固める

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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