三面の大黒(読み)さんめんのだいこく

精選版 日本国語大辞典 「三面の大黒」の意味・読み・例文・類語

さんめん【三面】 の 大黒(だいこく)

正面大黒天右面毘沙門天(びしゃもんてん)左面弁才天三つの顔を身に合わせ持つ大黒天。仏・法・僧の三宝を守護するといわれ、比叡山をはじめ各地にまつる。三面大黒三面大黒天
※虎明本狂言・夷大黒(室町末‐近世初)「比叡山の三面の大黒は、いづれの大こくよりも霊験(れいげん)あらたにて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android