三身仏性(読み)さんじんぶっしょう

精選版 日本国語大辞典 「三身仏性」の意味・読み・例文・類語

さんじん‐ぶっしょう ‥ブッシャウ【三身仏性】

〘名〙 仏語天台宗で説く、衆生心中に具足する正因・了因(報身因)・縁因(応身因)の三種仏性をいう。
梁塵秘抄(1179頃)二「仏も昔は人なりき、我らもつひにはほとけなり、三身仏性具せる身と、知らざりけるこそあはれなれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android