三田井上村(読み)みたいのうえむら

日本歴史地名大系 「三田井上村」の解説

三田井上村
みたいのうえむら

[現在地名]智頭町三田みた

三田中みたなか村の南にあり、土師はじ川左岸の山の根に集落が発達する。地内岩宮いわみや神社旧跡近くの経塚から建長元年(一二四九)写経の入った経筒が発見されている。拝領高は九〇石余。荒木氏の給地があった(給人所付帳)天明六年(一七八六)の智頭郡下札帳(石谷家文書)によると朱高九八石余、毛付高一二三石余、本免四ツ九分、同年の物成高五七石余、ほかに川役米五升が課されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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