三欠法(読み)さんかくのほう

精選版 日本国語大辞典 「三欠法」の意味・読み・例文・類語

さんかく‐の‐ほう ‥ハフ【三欠法】

連語〙 恥、義理、事の三つを欠くこと。金をためる方法の意で、けちな者の所行をあざけっていう語。
俚言集覧(1797頃)「三かくの法 事をかく耻をかく義理をかくの三を云ふ。此は慳吝の者の所行を云ふ」
[補注]欠くもの三つの事柄として、「恥」「義理」のほか、「礼」「用」「人情」をあげることがある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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