三本木新田村（読み）さんぼんぎしんでんむら

日本歴史地名大系

三本木新田村
さんぼんぎしんでんむら

• 新潟県：新井市
• 三本木新田村

[現在地名]新井市三本木新田

矢代（やしろ）川と渋江（しぶえ）川との間に開けた平地南部に位置し、矢代川通字とどめき八ヵ村立会用水路により灌漑され、志（し）村・東志村に接する。天和三年郷帳に三本木新田として高五五石五斗余、うち漆高五升と記される。元禄郷帳では同高が記され、新井村枝郷と注記される。元禄三年（一六九〇）の検地による一四石八斗余、安永九年（一七八〇）検地による一四石一斗余の新田は、天保五年（一八三四）ともに村高に組入れられた（「関川組三本木新田外七カ村明細帳」岡田寅蔵氏蔵）。

三本木新田村
さんぼんぎしんでんむら

• 福島県：耶麻郡
• 猪苗代町
• 三本木新田村

[現在地名]猪苗代町翁沢（おきなさわ）

金滓沢（かなこざわ）新田村の北西に位置し、川西組に属した。寛文元年（一六六一）に開かれた新田で、地内に大木が三株あったことが村名の由来とされる（「新編会津風土記」「耶麻郡誌」など）。

出典　平凡社「日本歴史地名大系」