三木閉新田村(読み)みきとじしんでんむら

日本歴史地名大系 「三木閉新田村」の解説

三木閉新田村
みきとじしんでんむら

[現在地名]堺市三木閉・桃山台ももやまだい一丁・同四丁

大庭寺おばでら村の南にある。大鳥郡に属する。詳細は不明だが、東の豊田とよだ村の小谷家に仕えた山崎家が当地に移り開発、その後独立した新田という(大阪府全志)。一七世紀のことと伝える。元禄九年(一六九六)の成立と考えられる和泉国分間絵図(和田家文書)に「豊田ノ内三木閉」とある。これより前、貞享元年(一六八四)宗門帳(常真院文書)による家数一七・人数八八で、庄屋は吉兵衛であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android