三星村(読み)みぼしむら

日本歴史地名大系 「三星村」の解説

三星村
みぼしむら

[現在地名]益田市神田町かんだちよう

高津川中流域右岸に位置し、南は青原あおはら(現日原町)、北は寺垣内てらがいち村。地名は牽牛織女箕星伝承に由来する(石見八重葎)。江戸時代の支配の変遷は持石もちいし村と同じ。古高八四石余、寛永一四年(一六三七)の検地高一七五石余(万手鑑)正保国絵図では高八四石余。明和二年(一七六五)秋、大庭又三郎は当村から寺垣内村に溝を掘って新田を開発し、同四年には三星村塞流れの畳越を完工した(益田市史)。明治四年(一八七一)の総高三二一石余、反別五六町五反余(万手鑑)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android