三人張(読み)さんにんばり

精選版 日本国語大辞典 「三人張」の意味・読み・例文・類語

さんにん‐ばり【三人張】

〘名〙 三人がかりでなければ弦を張ることのできないほどの強弓二人で弓を押したわめ、一人が弦を張らなければならないほどの強い弓。
※金刀比羅本保元(1220頃か)中「弓は三人ばり、矢束(やづか)十三束下針(さげはり)をも射んとおもふ者なりけり」

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